1 目的
本県水泳のレベルを長期的展望のもとに強化選手を指定し、現状に即した強化対策を講じ、選手の資質や記録の向上を図り、全国レベルに達する選手を育成する。
2 強化選手・強化コーチの指定
- 強化選手
ア 特別強化選手(日本水泳連盟の強化選手)
イ 国体強化選手(国体の標準記録突破者)
ウ 国体候補選手(県指定記録突破者)
エ ジュニア強化選手(県指定記録、各学年区分突破者)
オ 成年強化選手(18歳以上で長崎県でふるさと登録をする意思がある選手)
カ ジュニアユース選抜(各クラブ指導者推薦を受け競泳委員会で決定)
※ 強化選手は、4月~3月の公認大会(長水路)で選出し、次年度1年間を強化指定選手とする。但し、国体強化選手については随時追加する。 - 強化コーチ
ア 国体強化選手及び国体候補選手の所属から国体強化コーチを選出する。
イ ジュニア強化選手の所属からジュニア強化コーチを選出する。
3 事業計画
- 競泳委員会を中心に強化大綱に沿って強化計画を立案する。
- 強化事業は4月より翌年の3月までとする。
- 強化事業は、強化合宿・合同練習・遠征試合・招待試合・指導者研修会等を行う。
- 各郡市においても本大綱に準じて、地区別強化事業を行う。
- 但し競泳委員会と綿密な打ち合わせをして行う。
4 経費
- 強化事業の経費は、補助金・寄付・連盟収入及び、一部は個人負担とする。
- 強化期間に下記の経費を補助する。(一部交通費は自己負担)
ア 特別強化選手 全額宿泊費連盟負担
イ 国体強化選手 全額宿泊費連盟負担
ウ 国体候補選手 全額宿泊費連盟負担
エ ジュニア強化選手 成年強化選手 ジュニアユース 半額宿泊費連盟負担
オ 海外での合宿・遠征については、別途考慮する。
別表Ⅰ 国体推薦記録 毎年度水泳長崎に記載
別表Ⅱ 国体候補選手標準記録 毎年度水泳長崎に記載
別表Ⅲ ジュニア強化選手 毎年度水泳長崎に記載
(注)水球・アーティスティックスイミングの強化指定選手も、優秀選手強化対策大綱の基準に準ずる。
※ 主催者(県体協)による、補助事業・主管事業等で補助規定がある場合はその規定に準ずる。
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2021年度~強化選手アクションプラン
- 強化目標
2024年度パリオリンピック選手輩出
①2022年度までにナショナル標準記録突破選手輩出
②2023年度までに日本選手権、JAPAN OPEN標準記録突破選手輩出
③毎年国体、インターハイ、全中、JO標準記録突破選手拡大
④上記全国大会入賞者の拡大 - 強化具体策 Ⅰ
①小5~高2の一貫指導体制を構築する。ジュニア委員会と連携して実施していく。
②年間計画を作成し、数度の県内合宿及び県外合宿を行う。
③強化選手内からナショナル記録比率に応じて選抜選手団を構成し、県外遠征を行う。(年2~3大会)
④県水泳連盟指定のキャップ(予算に応じてユニフォーム)を規定にそって支給する。
⑤上記に応じた予算を理事会で承認してもらう。県水泳連盟理事会にて決定。
⑥各郡市連盟、高体連、中体連、及びSC協と連携する。
⑦指導者招聘事業、及び県内指導者の指導レベルアップ事業の開催
⑧本県出身のふるさと選手との連携 - 強化具体策 Ⅱ
①強化選手への6月までの長水路大会での全国大会標準記録突破への意識付け。
②上記選手が7月の指定大会で各区分全国大会入賞ライン記録突破の意識付け。
③上記選手の8月~9月の全国大会での入賞への意識付け、及び強化練習、合宿の開催。
④競泳委員会で上記情報を収集し、強化選手及び強化コーチへ情報提供。